ほろほろ日記

こぼれ落ちる思い出を繋ぎ止めるメモ

蕁麻疹とストレスとFB

ここ数週間、やけに蕁麻疹がひどく夕方から深夜にかけてかゆみに悩まされてました。

 

かつて長女に授乳していた時期もひどい蕁麻疹が出たことがあったので、そのときは皮膚科に行って相談しました。蕁麻疹には塗り薬というのはほとんど効かないので、かといって授乳中に服薬するのも難しいのですが、夜はミルクにして蕁麻疹がひどくなる時間帯(夜)から薬を飲んで(この後薬が体からなくなるまでの数時間は授乳なし)やり過ごすうちに症状が出なくなりました。

 

「とにかく、体を休めてあげることが一番ですね」

とのお医者さんの言葉を受けて、授乳の回数減らしてこの頃からミルクを本格的に使い始めた記憶があります。(授乳はやはり体力が奪われるのです)

 

私の場合は靴下や服、何かしらの外的な刺激を受けた場所から蕁麻疹が広がるので、さしあたり家にいるときはゆったりした服を着てるのですが、それでもなかなか蕁麻疹が出ないようにすることは至難の技です。

そもそも蕁麻疹というのは私の場合心身ともにストレスがたまったときのサインということが多いので、とりあえず取り除けるストレスから取り除いてみようと考えました。

 

私たちの生活には取り除けるストレスとどうしようもならないストレスの二種類があります。子育てや家庭におけるストレスというのは、これはどうしようもならないものがほとんど。ただ、会って気分が落ち込むような人や居心地の悪い場所には近づかないようにする、これはだいたい可能(会社関係だとちょっと難しいかもしれませんが)。

 

それから、FB。人間というのは、人生の中で突然どどーんとくる大きなストレスというより、日々の小さいストレスを継続的に溜め込むことで心身ともに疲弊してしまうことが多いとかって記事を読んだことがあります。それが本当ならば、FBというのはまさにその後者に当てはまるのではと思ったのです(あくまで私の場合です)。FBの何が私たちを疲れさせるのかという点についてはFBを使ったことのある方なら想像に難くないと思います(だいたいみんな似たようなモヤモヤを経験してるのでは)。

 

基本的にはFBは楽しいものだし、遠方に住む友達の近況が手軽に知れたり「何か」の時のために一応つながっておけるツールとしても重宝してました。

が、数年使ってみて気がついたことは、その「何か」の時というのは、めったにやってくるものではないということ。それに、どうしてもFBでしかつながっていない誰かと連絡を取る必要があるときには、メールアドレスを知っている友達をたぐっていけばなんとかなるパターンがほとんどなんじゃないかと。

ただ、アカウントまで消してしまうと色々悲しいので、とりあえず休止状態にしました。

 

今日はFBを休止状態にして3日目。

心身ともに驚くべき変化がありました。

なんだか、とっても「楽」になったのです。

そして、何より「いま」そこにあるものに意識をより集中することができるようになった気がします。

FBを見るのに費やされていた時間で今後はもっと本を読もう。

夜寝る前にiPhoneを握ってチェックしてた時間を子供の手を握る時間にしよう。

友達の微妙な投稿に「イイネ」するかどうか迷うその一瞬があれば夫のいいところを口に出して褒めてみよう。

今ここにある人間関係を大事に育てることに集中しよう。

 

そして、なによりなにより、蕁麻疹がほとんど出なくなった。

あれは一体なんだったんだ、ってくらい改善されてるのです(とか言ってまたすぐ出るかもしれないけど)。

思っていた以上に私はいろんな意味でFBで消耗していたのかもしれません。

 

今のところ、FBやめてからは無くしたものよりも得たもの(というより取り戻したもの?)のほうが多いと感じています。

 

あぁ、この調子で蕁麻疹が消えてくれますように・・・・・と祈りつつ、風呂入って早めに寝ます。←でも正味これが一番大事