旦那と晩御飯食べながら話したこと。
私:「日本はすごく楽だけど、やっぱり何かと刺激は海外の方があるよね。もっと日常の中に面白いことを見出す工夫をしなきゃいけないのかな」
旦那:「あなたにとって面白いことってどんなことなの」
私:「最近一番”お〜!”ってなったことは・・・そうだ、この間、杵築に行った時に見た武家屋敷の中にあった昔のトイレかな。トイレの周りが畳だったやつ。」
↓こちら
(注)*ガイドさんによれば、「なぜに汚れやすいタタミをあえてトイレに使ったかというと、子供が汚さないようにトイレを使えるようにってことみたいですよ」(真偽のほどは不明)
いわば昔版トイレトレーニングではないですか。なるほど!確かに、タタミは勉強にしてもその香りが集中力をアップさせるとかいう話を聞いたことがある!と一人合点。
ちなみに杵築市の城下町の中にある児童館はお城の蔵のようで、小学校の門はここ通ってるだけで賢い子供になりそうだと思った。
↑杵築市の小学校
由緒正しそうな児童館
↑数年前までは小学校の正門として使われていたとのことだけど、観光客の増加により今は別の門から入ってるらしい。この門をピカピカのランドセルをしょった子供たちがくぐってたのか〜。これを「普通」と思って育った子供がよそに行って普通の小学校見たら「普通だな」って思うのかな。
旦那:「あなた、ふざけてるよね」
私:「え、何が?真面目に答えてんだけど。聞いといてよくそんなこと言うね」
旦那はこういうことが聞きたかったわけではなかったらしい。(どんな内容なら納得したのかというのは今でもわからない)
それはさておき、大学生の頃、先生がこんなこと言ってたのを思い出した。
私は日本語教育を専攻していたのだけど
「大多数の人にとってはね、日本語の「は」と「が」の違いや、重箱の隅をつつくような研究っていうのは、おそらく知っても何の得にもならないんですよ。まぁ、どうでもいいというかね。でも、そういうことが人生を豊かにしてくれてるってのもあるんじゃないかな」
人にとってどうでもいいことでも自分にとって面白いことを見つけられる、っていうのは、確かにとっても幸せなことかもしれない。
自分の人生を豊かにするもの、ってなんなんだろう・・・
あぁ、これいいな。懐かしい。大分県民には有名な、かの「なしか」シリーズ。
今見るとまた違った感慨を覚える。
「道草だらけの人生」。
「道草」っていうのはどこかに目的地があって、そこに行く途中にあっち行ってみたりこっち行ってみたり、ってことで・・・
道草の途中にこそ面白いものとか発見とかたくさんあるんだろうな。
私もそんな人生が送りたい。
できるなら、興味につられて道草ばっかりしてたけど最後の最後にいつの間にかどっかに辿り着いてた、って結末が望ましい。
そのどこかがどこかなんてまだまだ想像つかないけど。