ほろほろ日記

こぼれ落ちる思い出を繋ぎ止めるメモ

子供の絵を褒めるときの余計な一言

 

娘(4歳):「ママ、見て〜!これ描いたの。すごいでしょ。」

 

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私:「・・・うわ〜!すごいじゃん。で、これなに?

 

お気づきでしょうか。この矛盾を含んだコメントに。

 

上手だって言ってんのに何の絵なのかわからないってのはおかしいのです。いつもわかっちゃいるのに思わず口を出てしまうこの一言。

 

娘:「お花とおうちとチョウチョだよ!」

 

嬉々と答えてくれた娘に感謝。

 

この後、帰ってきた長女6歳にまたしても誇らしげにこの絵を見せる次女。

 

長女:「すごいね(笑)おもしろいね!」

 

しかしなぜかこのコメントにはひっかかった次女。憤慨した様子で、

 

次女:「おもしろくないよ。かわいいんだよ。」

 

私:「お花とおうちとチョウチョだもんね」

 

長女:「すごいね。でも、この青いお花、コケコッコー(鶏)だと思った。」

 

(心中静かに長女に)同感。

 

 

子供って色々嘘もつくけど、こういう反応はすごく素直だなぁ。

いいと思えば心から感動するし、逆に大したことないなと思えば悲しいほどの感心の薄さを露呈させる生き物でもあるわけだけど。

 

後日娘が「ママが一番上手なものを描いて」とノートを持ってきたので、うつろに覚えているドラえもんの絵を適当に描いてみた。

 

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私:「なにかわかる?」

 

 

娘:「わかるよ〜。・・・ポケモン、かな?」

 

 

モンしかあってない、モンしか。

 

はたまたこれもまた彼女なりの親への気遣いだったかどうかは、本人のみぞ知るところです。