ほろほろ日記

こぼれ落ちる思い出を繋ぎ止めるメモ

香港へ引っ越し

先日、香港に引っ越してきました。

冷房設備が(ほぼ必要)ないワシントン州、これから夏本番、最高の季節を目の前にして、後ろ髪引かれながらの大移動でした。

ロスから香港への飛行機に乗ったときからすでに新たな異文化生活が始まっていたように思います。

時間になってもなかなか動かない飛行機。30分ほどたったところで、「客の荷物がいくつか行方不明になっているので」ちょっと待ってとのことだった。

だれの荷物がどこにいっていたのか、ほぼ1時間遅れでやっと「そろそろ出発できるよー!」とのアナウンス。

 

しばらくして、機内食が配られ始めた。

中国語と広東語がマジョリティの中、客室乗務員のお姉さんもあたりまえのように私たちに中国語で話しかけてくる。英語で答えても、なぜか、2度目も、3度目も、中国語。

そして、基本真顔。そこにANAJALの乗務員さんたちのような気遣いや笑顔はない。

 

機内はかなり寒かったので、持ってたジャケットを毛布代わりにしてたところ、袖が少し通路側に落ちてしまっていた。それを普通に踏んでく乗務員さん。

私の目の前のお客さんがフォークを落とした。通路に転げ落ちた。

絶対見えてたと思うんだけど、普通にスルーして拾わずに忙しそうに歩いて行く乗務員さん。ブランケットが落ちてても、まるでそこには何もないかのように、でもしっかり跨いで歩いていっていたのを見て、これをどのように理解すべきか本気で悩んだ。

サービスって何だろう?と。

 

そして、飛行機が降下をはじめたとき、斜め向かいの客が、なぜか頭上の荷物棚の扉をあけて、中に入っていたカバンを取り出している🫨🧳

シートベルトランプついてるよ⚠️

降下中だよ✈️

そんなんしたら重い荷物が上から降ってきて危ないよ😇

 

客室乗務員だって、危ないから座ってんだよ😭

 

結局、10分くらいは開けっぱのままだった・・・

あんなの許されるのか・・・

 

 

降りるとき、プレミアム席の前を通って、驚愕した。

確かにフライトは長かった。15時間以上だったし、みんなその間に色々飲み食いしただろう。でも、2〜3日、一人暮らしの家で、買ってきたものを食い散らかしました、みたいな状態になってた。一言で言えば、床がごみだらけ。

 

 

とりあえず、疲れた。

飛行機降りたその瞬間、全員が言った言葉。

「蒸し暑!🥵」

 

 

タクシーにのって、車内から初めてみた香港の夜景はとてもきれいだった。

 

これからどんな生活が待ってるかな。