ほろほろ日記

こぼれ落ちる思い出を繋ぎ止めるメモ

昨日の出来事について何も考えずに文章にしてったらこんな風になった

今日は思いつくままに綴るので、話題あっち行ったりこっち行ったりします。悪しからず。

 

 

先日、国営昭和記念公園に行ってきた。前回、車で二時間近くかけて行ったら、ついて速攻で閉園のアナウンスが流れ始めてがっかりして帰った日のリベンジだ。

 

www.showakinen-koen.jp

 

とてもいい天気に恵まれた行楽日和だったからか、美しい銀杏並木は人の並に埋もれていたため写真を撮る気にもならなかった。

 

レンタサイクルを強く主張する長女のために一家3人(次女は後部席)で入場料とほぼ同額の金額を払って自転車を借りる。

 

自転車借りるにも長蛇の列に並ばなければならない。

並ぶのは仕方ないにしても、いつもコンビニとか病院行って喫煙所を見るたび思うんだけど、どうして人が集まる場所や入り口などの人が通らざるを得ない場所の近くに喫煙所を設けるんだろう。しかもそこには壁も何もないので煙は流れ放題。

 

自然豊かな公園に来てどうして副流煙を吸わされなければならないのか。

吸いたいのは美味しい空気だ。

今書いてて思い出したけど、昔長女がまだ小さかった時、散歩から帰る途中近所から夕飯の美味しそうな匂いがしてきた時に彼女の発した一言。

 

「あ〜!空気が美味しい!」

 

って言った。ある意味使い方としてはそっちの方が正しい気がする。

 

紅葉はというと、非常に綺麗な見頃を迎えていた。

ただ、自転車に乗っているとゆっくりと見る間もなくその景色は流れていってしまう。

繰り返すけれど、この日は激混みだったため、サイクリングコースもよそ見して気を抜けば大きな事故につながりかねない。

自転車初心者マークの長女の後ろを走っていると、彼女が瞬間的な速さで顔を触っているのが見えて気になって仕方なかった。

「何やってんの?」

って聞くと、「痒いだけ!」

って返ってくる。どうやら顔がかゆくなったらしい。

慣れない自転車に乗りながら、まるで蚊を叩くような、瞬く速さで顔を掻いた後ハンドルをつかむ娘の後ろ姿が、なぜだかやけに非現実的な光景に見えたのはなぜだろう。

まぁいいや、どうでもいい。

 

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子供たちの遊ぶスペースもたくさんあって、子供たちが遊んでいる間、旦那と売店で買った食べ物をつまんで待つ。ここの売店、この日は激混みだけあって、まずかろうが高かろうが、飛ぶように売れていた。

旦那が買った豚汁は、出汁が全然出てなかったらしい。旦那曰く「こんなに具が入っているのに出汁が全然出てないっておかしい。薄めた?」

って思うほどだったようだ。味見する気も起きなかった。

さらに、九州出身の私は聞いたことがなかったけど、九州名物のなんとかラーメンというのを買ってきて、憤慨した様子でこんなことを言っていた。

「あの人たち、お釣りの100円玉切らしてるんだよ。それで、『お釣り、全部10円玉になってしまうんですが、いいですか?』って。ないものはないのに、それで俺が『ダメです』って言ったらどうするつもりなんだろうね」

って。

おそらくその場合、ラーメンの購入自体を辞退してもらうことになっていたのではと思う。

 

人間には「そこ、別に目くじら立てるとこじゃないんじゃない」ってとこでこだわるポイントがそれぞれある。夫は普段はあまり小さいことでいろいろ言わないけれど、今日は細かいこと言ってたのでここに書き留める。だいたい、言葉の使いかたとかでアァだこうだと言いたがるのは普段は私の方だ。

 

そして、公園でひとしきり遊んだ後、帰りにどこかで晩御飯食べてくことになった。ただ、公園を出る道すがら、今思えばすでに予兆はあったのに、次女の体調の変化に気がつかなかった。

 

「お腹痛い、疲れた・・・。」って。

 

絶対、疲れて歩きたくないから言ってるんだろうと思ってたんだけど、この判断は、私母親として、いや、人間として思いやりに欠けていたと今になって思う。

 

長女の希望でラーメン屋さんに入って注文した。

注文して間もなく運ばれてきたラーメンを目にした次女が一言。

「食べたくない」

と。

そんな一言は聞こえなかったかのように私が小皿に次女の分を取り分けた後、それは起きた。

 

突然、声をあげて泣いたかと思ったら、次の瞬間、もどした。

 

ちょっとしたカオス空間。

 

あんな場面でもまだ続きを食べようとする長女がなんだか強く見えた。

 

店員さんに平謝り。

片付けさせてもらおうと思ったけど、「大丈夫ですよ、やっておきます。お子さん、大丈夫ですか?そばについててあげてください」って、お姉さん、本当に気遣ってくれて、ありがたいやら申し訳ないやら。

 

会計しようとしても、「食べられてないので、お代は結構です」って。

それじゃぁ気が済まないので払わせてくださいってしつこく頼んだら、「子ども用ラーメンお一人様分だけで結構です」、って。

終始、迷惑かけた方の私たちの方を気遣ってくれて、本当ありがたかった。世の中捨てたもんじゃない、って思わせてくれた。

今度は体調万全の時に再訪して是非、たくさん飲んで食べて恩返しをしたい。

 

 

帰ってから、100均で去年、買っておいた子供の嘔吐対策グッズを出した。

 

 

介護用品売り場にある、「うがい受け」が非常にいい。

なんせ、子供の嘔吐はいつどこでくるかわからない。寝る前に、使い方と心構えをよくよく言い聞かせた。

 

すると、数時間後、二階にいた旦那が大声で私を呼ぶ。

 

みると、しっかり道具を使いこなして大惨事を防いだ次女がうがい受けを持った状態で座っている。

甲斐甲斐しく世話をする夫。

 

会社の仕事をしながら子供の介抱もする。

座ってると眠くなるからと立ったままパソコンを打ちながら、次女の様子も気にかける夫は素晴らしい父親だと思った。

私はそんな素晴らしい夫に全て任せて、一人眠りについた。疲れていたのであっという間に眠りに落ちた。

 

翌日、夫が仕事も介抱も必死でやってる最中、私のいびきが聞こえてきたのが非常に腹立たしかったとのコメントをいただいた。

 

私もこんな人間で申し訳ないと思うのだけど、どうしようもない。

 

 

PTAの人たちが好んで使う決まり文句、「できる人ができる時にできるだけ」。

その実態は必ずしもそうではないことは重々承知しているけれど、まぁ、それくらいゆるく考えている方が何かと摩擦がおきなくていいんじゃないかな。

 

 

 

おしまい。