ほろほろ日記

こぼれ落ちる思い出を繋ぎ止めるメモ

家事のストレスを減らす些細な工夫(ミートボール編)

私は家事全般が基本的に苦手。というか好きではない。世の中の女性の中には掃除は好きだけど料理は苦手、というような人も多いけれど、私は両方好きじゃない。
料理に2時間かけるくらいなら、30分でちゃちゃっと作って、あとの1時間半は新聞に埋もれて面白い記事を読むほうに幸せを感じる。

どうしようもなく料理がめんどくさい、でも「ちゃんとしたもの食べさせてよ」という夫からのプレッシャーを受けて何か作らざるをえないときは、ミートボールを作ろう。

そこで、ミートボールやハンバーグを作る際にぜひ役立ててほしい工夫がある。

その日の私はとても機嫌が悪かった。
そんなときは心底料理というものがいやになる。
そんなときはぜひひき肉系がおすすめ。
肉をこね回す過程の際、ぜひ愛情のかわりにやるせない怒りをそこにぶつけ、「ナンデ!ワタシが!コンナコト(怒)!」と言いながらこね回す。そのひき肉に愛情がつまってるか憎しみがつまってるかなんて、誰にもわからないはず。「この肉、文句言いながらこねたでしょ」なんて夫から指摘受けたらそれはそれで感心するけれど。やり場のない怒りはタネにぶつけるべし。

そして、こねて粘りが出てきたところで、丸める作業は子どもたちへ任せる(子どもがいない場合はご主人に)。その間にブロッコリーゆでたり、食器洗ったりするのです。べとべとしたものを丸める作業は大方の子どもは大好きです。庭で泥遊びさせたわけではないけれど、彼女たちはそれと同様の達成感を覚え、私は私で「子どもと一緒に料理を楽しもう!」的な育児雑誌の教えさながらの内容を実践したことになる。
多少形が悪かろうが大きさがめちゃくちゃだろうが、食べるのは私たち。大した問題じゃない。しかも子どもというのは「自分が作った」という意識のあるものは私が一人で作ったものよりも食べることが多い。これは、必死で作ったものを子どもに「これ食べたくない」とばっさり言われて皿をひっくり返したくなる気分を味わうリスクも少なくなるということを意味する。そう、子どもは「自分が作った」ものを食べるのが大好きだから。

そして最後に、何事もなかったかのように、しれっとした顔で出来上がった料理をテーブルにならべるのです。そして、「おいしいね」という家族のコメントを楽しむのです。


ぜひお試しを。

 

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