娘(小4)談によると、クラスに一人よく居眠りしてる子がいるらしくて、先日、先生の堪忍袋の緒が切れたとのこと。先生はその子のイスを取り上げて立たせ、「居眠りしないなら座っていい」とおっしゃったと。でもその子は自分からイスには座らなかったって。
今日私は大学の授業で恐ろしいほどの睡魔に襲われて、あっけなく負けました。勝てないものは勝てない。戦いの最中に書いたメモを後で見たら、びっくりするくらい判読不能だった。
でも、小学生の居眠りって、その子が怠けてるとかやる気がないとか、そんなんじゃない。夜ちゃんと寝られていない原因がきっと何かあって、それはその子の力(いわゆる根性?)でなんとかなるようなものじゃないことが大半だと思う。
どんな気持ちで立ってたんだろうなって思うと非常に胸が痛みました。先生、せめて子供が起きていたくなるような、楽しい授業してあげてください。
ちなみに次女(小2)のクラスの先生は居眠りしてる子には普通に「・・・さん、起きて!」って言って起こしてるらしい。
昔、日本語教師をやってた友達が言ってた。やっぱり授業中に寝ちゃう学生っていうのはたくさんいるわけで、でも、留学生の場合は本当にバイトでくたくたになってる場合があって、だから、「起きて」じゃなくて、「大丈夫?」って声かけるんだって。
相手のことを思いやることと、叱責することと、「起こす」っていう同じ目的を果たそうとしててもこんなにも温度が違う。
暖かい眼差しで他者を見られる関係がもっと増えてくといいな、と思う。